職場で起きる「パワハラ」について考えてみる。
どうしてこのようなことが起きてしまうのか・・・。
ここでも「メタ認知」という能力が重要になってくると思う。
どんなに仕事が出来る人でも、人間としての魅力がなければ誰も付いてこない。
上司というものは、自分の立ち位置、周りの状況を客観的に把握して、
自分が今やるべきことを分析していかなければならない。
私の職場にも多いが、自分の感情、気分によって部下に指示・命令する上司が多すぎる。
これでは、部下は育たないし、結果的に会社にも大きな損害になってきてしまう。
相手から自分はどのように見えているか?
たいていパワハラまがいの上司は自分が正しい、間違えていないと自信をもっている。
部下がちゃんと仕事が出来ないのは、自分が原因だと少しも思うことはないのだろう。
ちなみに、私の職場の上司は自分の部下のことを
「あいつはダメだ!」 「全然、わかってない!」 「教えても無駄だ!」と周りに言う。
そう言っている時点で、逆に自分が「ダメ」で「わかってない」ことに気付いていない。
自分が職場の環境を悪くしていることにも全く気付くはずもない、困ったものだ。
学習性無力感
例えば、一方的に責められ続けたり、自分のキャパシティーを超えた仕事を抱えていると
人は精神的に追い詰められて、適正な判断能力が失われてしまう。
人は自分を守るために今の過酷な状況を正当化しようと自分を騙して
「自分のせいだ、仕方がない」と自分を無理やり納得させてしまうのだ。
このような自己暗示的な考え方は「学習性無力感」と呼ばれている。
仕事を辞めるという選択肢も、周りに助けを求めるということも全く見えなくなってしまう。
そうならないための「メンタル」がとても必要になってくる。
今、職場で起きている問題や自分の普段の生活中でも「鋼のメンタル」はとても必要。
そして「メタ認知」についても詳しく分かりやすい内容の本に出会った。
自分が学ぶためにも、次回から「メタ認知」についてまとめていこう、と思う。