お金もない

お金もない、地位も名誉もない・・・」ってフレーズを見かける。
確かに自分もその通りだな~と思う。

一体、自分は子どもたちに何を残せるのだろう。

最近、そんなことをよく考える。
たぶん、同じ世代の友人が亡くなったりすることがあったり、
母親も足腰がだいぶ弱ってきて、歳をとってきたことを実感するようになったからかな。

自分は両親に沢山の愛情をかけてもらったと自覚している。
三人兄妹の末っ子だから、特にかわいがられたらしい・・・。
(よく姉にそう言われるので、そうらしいww)

自分の親を褒めるのもおかしいかもしれないが、本当に真面目で謙虚で優しくて、
家族のため、子どもたちのために働いてくれて、とても大事に育ててもらった。

ずーっと何不自由なく生きてきたけれど、これって当たり前のことではないんだと、気が付いたのは、自分が結婚、出産、子育てをしていく中でのことだった。

無償の愛

たくさんのお金も愛情もかけてもらってきたのに、一度も恩着せがましいことは言われた記憶がない。

「やってあげたでしょ」

「買ってあげたでしょ」

こんなにしてあげたのだから、あなたもそのお返しをしなさいよ!という決まり文句。

自分も子育て中に子どもに対していつ度となく使ってきた言葉。(なんて親だ・・・w)

自分は生まれてこのかた一度も両親に言われてことがないことに気が付いた。


父が亡くなり、一人暮らしをしている母は、
今でも自分のことよりも私たち子どもや孫のことを大事に思ってくれているのがひしひしと伝わってくる。

「無償の愛」とはこういうことだと母のことを、そして父を想う。
そういう人でありたいと思う

自分は両親に沢山のものをもらったと心からそう思っている。

受け継ぎたいもの

だから、
自分が子どもに残せるものは、これしかないかな・・・と思う。
残せる、というより残したいもの、受け継いで欲しいもの。

「無償の愛」

自分はお金もない、地位も名誉も何もない。
でも、誰よりも子どもたちの幸せを願っている。
大切な人に巡り合い、自分らしく、楽しい人生を歩んで欲しいと願っている。

人が幸せに生きていくには、やはり人を思いやる心が必要だから。

今はすでに家を出て、それぞれに暮らしている子どもたちに残せるものは、
「モノ」でも「カネ」でもなくて、「ココロ」。

両親が自分たちに注いでくれたように、
自分も子どもたちにたくさんの「愛」を注ぎ、
そして、
子どもたちも
いつか生まれてくる自分の子どもへ「たくさんの愛」を注ぎますように

そのためにも、
今の自分の生き方もちゃんと見直していかなきゃな~と思っている。
今更だと思うけど、何事も遅すぎるということはない!
(変なところでポジティブ)

子どもが聞いたら
「え~!お金ちょうだい!」って絶対言われると思うけど・・・w。

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maruko

◆アラフィフ主婦◆ (ねこ・いえ・庭・写真・自然・陶芸・スポーツ・歌・ピアノ・断捨離・投資・脳科学・占い) スキナモノがたくさんあります。    

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