見たことのない大河ドラマ
小さい頃からずっと見てきた大河ドラマ。
最初に見たのは、「女太閤記」?「山河燃ゆ」?
とにかく、気が付くと日曜日の夜はNHKの大河ドラマを見ていた。
しかし、今回の「鎌倉殿」は描き方が全然違うように感じる。
おそらく、視聴者が皆そういう気持ちがあるのではないだろうか。
黒が黒ではない、白も白ではない
ここまで人の心の動きを細かく、繊細に描かれるこの物語は本当におもしろい。
面白いというか、うまく言えないがこれまでの歴史ってこういうことなのか・・・
と、妙に納得させられている。
今まで歴史上の人物は「織田信長は○○な人」「徳川家康は△△な人」と単純に思っていた。
今回でいうなら、「義経」しかり「北条政子」しかり、こういう人だという漠然としたイメージがあった。
でも、このドラマを見ていると、本当はこんなことをしたくなかったし、全く考えてもいなかったのに、結局自分の想いとは真逆の行動を取ってしまっている人物ばかりなのだ。
黒が白になり、白が黒に変わっているのである。
歴史のおもしろさを知る
様々な要素が重なり合い、たくさんの人の想いが混ざり合い、時代が動いていくんだな・・・と。
改めて歴史の面白さ、深さ、切なさ、を学ばせてもらっている。
すごい人だとは知っていたが、やはりすごい。三谷幸喜!(さん)
もうすぐクライマックス。
見たいけど見たくない。
終わってほしくない。
役者さんもみんな演技が半端なく・・・鳥肌ものだし、繰り返し録画を見てしまう。
すごい大河だ。